菅総理大臣が日本学術会議の任命拒否を行って話題となっている日本学術会議
今回は日本学術会議について
日本学術会議とは?
中国の千人計画に協力していたというソースはあるの?
これらの疑問について調べていきたいと思います!
日本学術会議とは
そもそも今回の菅総理大臣の任命拒否で『日本学術会議』の存在を知った人も多いのではないでしょうか?
日本学術会議とは
日本の国立アカデミーであり、内閣府の特別の機関の一つである。日本の科学者の内外に対する代表機関であり、科学の向上発達を図り、行政、産業及び国民生活に科学を反映浸透させることを目的とする。
内閣総理大臣が所轄し、その経費は国の予算で負担されるが、活動は政府から独立して行われる。
「科学に関する重要事項を審議し、その実現を図ること」「科学に関する研究の連絡を図り、その能率を向上させること」を職務としている。
参照:Wikipedia
活動費は国の予算(税金)で賄われているけれども、その活動内容については政府はノータッチというところでしょうか?
主に科学部門においての研究・発展を目指している組織という感じですかね。
主な職務内容は以下のとおりです。
・政府に対する政策提言
・国際的な活動
・科学者間ネットワークの構築
・科学の役割についての世論啓発
参照:日本学術会議公式HP
政府に対して政策の提言をしたり、国際的な学会に参加したりもあるようです。
学会員は210人で、その他に約2000人の連携会員が属しています。会員名簿には数々の大学の教授などが名を連ねています。
日本学術会議が中国の千人計画に協力していたソースは?
さて、この日本学術会議が中国の軍事計画でもある『千人計画』に協力していると話題になって物議を醸しています。
そのソースや、発言などをまとめていきます。
税金で運営される内閣府の #日本学術会議 が中国科学技術協会と覚書を交わし、結果的に中国の軍事転用可能な技術に協力する日本の科学者の“窓口”になっている。この際、税金を使った日本の“内なる敵”を洗い出して頂きたい。これを機に同会議解体の検討を。日本国民に支障はなく、困るのは中国だけだ。 pic.twitter.com/RRwzjjGHxN
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) October 2, 2020
2017年3月には国基研企画委員の太田文雄氏によって、以下のような記事もあがっています。
新聞報道によれば、日本学術会議は大学などの軍事研究を禁じた過去の方針を継承する新たな声明案をまとめたようだ。3月13日付の「今週の直言」で筆者は弾道ミサイル防衛のためにはレーザーなど指向性エネルギー兵器の研究開発が必要であることを論じたが、日本の大学で行われているレーザー関連の研究学会には多くの中国人学者が参加している。そうした学者の研究成果は中国で明らかに軍事利用されている。学術会議は中国人民解放軍に協力しながら、母国の自衛隊に協力しないことで良いのか。
出典:【第428回】学術会議は中国に協力し自衛隊に協力しないのか
自民党衆議院議員の甘利明氏のブログにも学術会議が『千人計画』に加担しているとの記載があります。
こちらは無断転載禁止ということでしたので、下記のリンクより甘利氏のブログ記事に飛べます。
甘利氏のブログ記事はこちら
切るべし
日本学術会議、中国の軍事研究「千人計画」に積極的に協力してたと判明 甘利明議員「学術会議は軍事研究につながるものは一切させないとしながら、中国と一緒に研究するのは学問の自由だと主張している」~ネットの反応「外された6人は米国からのタレコミかな? https://t.co/LIymPgASfX
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) October 2, 2020
日本学術会議が覚書を交わした中国科学技術協会は、中国工程院と提携。この中国工程院は事実上、中国国防部の傘下。
日本学術会議が注目されたこの機に、何の為の覚書なのか?機微技術が流出しない方策を講じてきたのか?
しっかりとご説明を受けたいと思います。税で運営されてますので、当然です。 https://t.co/gXh6JKGAJR pic.twitter.com/USJlJBjwmD
— 衆議院議員 長尾たかし (@takashinagao) October 4, 2020
今後も追加されるようでしたら、順次アップしていきます。
中国の千人計画って何?
そもそも中国の千人計画って何なんでしょうか?
簡単にまとめてみました。
千人計画とは別名海外ハイレベル人材招致計画と言われる、中華人民共和国国務院が科学研究、技術革新、起業家精神における国際的な専門家を認定し、採用するために2008年に策定した計画・制度である。
参照:Wikipedia
そもそも中国では、国内の優秀な人材が、海外の大学へ高度な研究のため留学した後に、在外中国人として海外に留まる事に頭を悩ませていました。
海外ではなく、国内に優秀な人材を置いておきたい中国政府が、中国の大学のレベルアップを図るために、世界最高レベルの大学の研究者や優秀な在外中国人を中国国内に招致する為に作った認定制度です。
しかしながら、この海外で高度な研究をした在外中国人研究者や、外国人研究者の誘致は、兵器にも応用可能な最先端技術を産業スパイとして盗む恐れがあるため、特にアメリカとは米中関係悪化への影響も出てきています。
今回、日本学術会議では、日本の軍事研究は禁止していながらも、中国の千人計画と共同研究などを行っているのではないかとの疑惑が出ている事から、物議を醸しています。
学術会議に対してのSNS等の反応まとめ
今回の菅総理大臣による学術会議の任命拒否のニュースを受けたSNSの様々な反応をまとめてみました。
任命拒否賛成派の意見
学術会議は学問を行う場ではない。学術会議がなくなっても現場の学者は何も困らない。むしろ学術会議を牛耳ってきた左翼文系学者は、防衛装備庁の安全保障技術研究推進制度への応募に反対する声明を出すなど、科学者の学術活動を妨害してきた。学問の自由に介入しているのは政府ではなく学術会議の方。 https://t.co/FEEjOnWUQB
— Hideki Kakeya, Dr.Eng. (@hkakeya) October 4, 2020
これ報道されないね
甘利明会長は「学術会議は軍事研究に繋がるものは一切させないとしながら、民間技術を軍事技術に転用する中国と一緒に研究するのは学問の自由だと主張し、政府は干渉するなと言う。日本の技術が中国の軍事技術に使われても防ぐ手立てがないのが現状だ」
https://t.co/W6G198BnKz— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) October 2, 2020
【日本学術会議関連ツイートでよく出てくる「千人計画」は中国軍事力強化にも貢献】
米ハーバード大学の有名な教授が起訴されたが、高額招待「千人計画」の実態は驚くべきものだった。かつ中国の軍事力近代化と一体化、米国の制裁対象企業との連携もあるようだ。その闇は防衛省研究拒否よりも根が深い— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) October 3, 2020
任命拒否反対派の意見
今回の日本学術会議への人事介入が検察庁法改悪案の時よりタチが悪いのは、国会すら開かれておらず、市民の代表からの追及を全く受け付けない環境を最大限に悪用しているという点。そもそも菅義偉首相は所信表明すらしていない。公の議場で市民にビジョンを示す前に権力を好き放題使うサマは実に醜悪。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) October 4, 2020
「学術会議、何それ美味しいの?」
っていう学生に、今回の事態がどれくらいまずいことなのか伝えるとすると、「あんたの考え方気に食わないから単位やんなーい」くらいのことなのである。— George (@Dr_George_Osaru) October 4, 2020
取材しました。早くもむき出しの強権的姿勢に「メディアが広めた『苦労人』といったイメージがいかに政治と無関係かを物語っている」と横浜から参加した女性。手には「スガ首相は辞めろ」のプラカード。地元紙が伝えるべき市民の声。#日本学術会議への人事介入に抗議するhttps://t.co/5AyguWWcPV
— 石橋学 (@ishibs_kanagawa) October 4, 2020
賛成派、反対派それぞれの意見が激しく飛び交っている印象です。
終着点がどのようになるのか気になりますね。
日本学術会議は中国の千人計画に協力していた?!ソースまとめ
今回は日本学術会議が中国の千人計画に協力していたソースやSNS等の反応についてまとめていきました。
まだまだ続報がどんどん出てきそうな感じですね。
今後一体どのような方向に行くのか、注目されますね!
それでは最後までお読み頂きありがとうございました!