2020年4月25日、北朝鮮の最高指導者・金正恩氏が死亡したとの情報が流れ、SNSで話題になっています。
しかし、北朝鮮はもちろん、近隣国の中国やロシアからも報道はなく、
金正恩氏の死亡はデマなんじゃないか?
手術失敗って本当?
フェイクニュース説が濃厚
などの声が多く上がっています。
そこで今回は、金正恩氏の死亡はデマなのか、心臓手術失敗したのはフェイクニュース説について徹底調査していきます!
目次
金正恩が心臓手術失敗で死亡!
2020年4月25日、北朝鮮の最高指導者・金正恩氏が死亡したとの情報が流れました。
その金正恩氏の死亡説が流れるキッカケとなったのがこちらの記事です。
見出しには、
金正恩が心臓バイパス手術に失敗し血流が止まり脳細胞が壊死
と書かれ、金正恩氏が心臓手術に失敗して死亡したとされています。
しかしこの報道に、「デマだ!」と思った人も少なくなかったようです。
TLに金正恩死亡って流れてたけどウソデマでしょ?
— HIRATAWA (@hiratawa_cory) April 24, 2020
金正恩死亡デマ説の方が濃い
— やまだ。 (@yamada_ikuiku) April 24, 2020
どうやら金正恩の死亡はデマの可能性が高そうだ、落ち着いてニュースを見ていこう。
— シン・モロボシ ダンP (@Kamen_rider_0) April 24, 2020
それでは、この報道のソース元について調べていきましょう。
金正恩が死亡はデマ?
金正恩氏の死亡説は、以前から何度も報道されることが有りました。
そして今回、金正恩氏の死亡説を報道したのは米CNN。
米CNNは、
金氏が15日の金日成主席の誕生日(108回)行事に出席せず、それ以降も姿を現していない
として、
北朝鮮の最高指導者、金正恩朝鮮労働党委員長が手術を受けて重篤な状態にあるという情報があり、米政府が状況を注視している。
この情報を直接的に知る立場の米当局者が明らかにした 。
と報道。
しかし、この報道に対して、アメリカのトランプ大統領は21日、
「(容体などは)知らないし、誰も確認していない」
と記者の質問に答えていました。
また25日現在も、近隣国の中国やロシアでは、金正恩氏の死亡については何も報じていません。
そのため、金正恩氏が死亡したとの確かな情報についてはまだ何も出てきていない状態で、死亡説だけが一人歩きをしている状況となります。
金正恩の心臓手術失敗はフェイクニュースの可能性が大!
金正恩氏の手術失敗に関しては、
執刀した外科医は、ものすごく緊張して、手が震えてしまった。かつ、金正恩ほどの肥満体を執刀した経験がなかった。それで、ステントを入れるのに、8分ほどもかかってしまったのだ。
引用元:現代ビジネス
と報道されています。
これが本当だとすると、とても残念すぎる話ではありますが、とても信じがたいですよね…。
この報道に対してネットでは、
意味がわからん
おそらく、心筋梗塞を起こして、心カテ、PCIをしたと言いたいのだろうが、心カテは手術というわけではないし、8分というのはそんなに手間取ってる印象がない
植物状態というのは、低酸素脳症ということを言いたいのだと思うが、そもそも心筋梗塞を起こして心停止して低酸素脳症なら、心カテが8分が原因とかいう次元の問題ではない
少なくとも、この創作をしたのは医療者ですらないだろうね
3回ステント留置術をしてますが、手術時間(入室から退室まで)はいずれも1時間30分ぐらいかかっています。
8分で終了なんてゴッドハンドだと思う。
循環器内科のカテーテル治療の術野で清潔操作をしたことのある人間であれば、医師だろうが看護師だろうが、ステント挿入に1分か8分かが生死を分けるとか、肥満だからステント入れにくいとか、絶対に有り得ないとわかる。
などの声があがり、やはり心臓手術失敗の報道はデマなんじゃないかというフェイクニュース説が濃厚となっています。
金正恩が心臓手術失敗で死亡はデマ!まとめ
それでは今回は、金正恩氏の死亡はデマなのか、心臓手術失敗したのはフェイクニュース説について徹底調査していきました。
現在、金正恩氏の死亡説に関して、
・正確な情報は無い
・デマの可能性が大きい
ということが分かりました。
北朝鮮はもちろん、近隣の中国やロシアからも正式な発表は有りません。
フェイクニュースだとしたら、とっても不謹慎すぎるヒドいニュースですね…。